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    1/10 ツーリングカー Vol,1

  1998年 1/10ツーリングカー全日本選手権

 1998年 ツーリングカー全日本選手権      2023/06/26
 
YR−4 TYPEJ 

 ツーリングカーとしては3回目の全日本選手権。 昨年は群馬県の川場村の
 特設サーキットで開催されたが、今年は同じ場所で新たに専用サーキットが
 新設され全日本選手権の開催となった。

  
レースレポート等 ← クリック

  http://www.hirosaka.jp/story84.html






 大変綺麗なコースで、写真の右億が高くコース全体が傾斜しているトリッキー
 なコース。 ストレートは下りで出口からコーナー入りふちまで一直線に走行
 する事が出来るが、途中の出っ張りに少しでも乗り上げると、コーナーまで
 すっ飛んでしまう。 その為殆どの選手は大きくカーブを描いてストレートを走行
 するが、正美と原選手のみが真っ直ぐの下ってくる。(ビデオで検証)


 使用車は、YR−4 M2 TYPE−J












 従来YR−4はバッテリーは3−3の振り分けだったが、JMRCAの規定により
 スポーツクラスはストレートバッテリーのみの使用の為、TYPE−Jはストレート
 も詰めるように設計変更した。 PROは振り分けバッテリーの身使用可。




 フロントはワンウエイ。


 ハブキャリアの揺れ防止の為、トルクロッドを採用。


 センターシャフトにもワンウエイを使用。




 モーターは勿論REEDY。








 ユニバーサルはCVD。






















  1998年 ISTC ワールドカップ

    1998年 ワールドカップ YR−4 M2   2023/12/02

 1998年イfリスでのオンロード世界選手権において、次回2000年より新カテゴリー
 として採用される事になったツーリングカーのテストレースとして、12、10クラスの
 中間に開催された。

 まだテスト大会と言うことでルールも徹底しておらず、レース方式も通常の予選、
 決勝方式では無く、リーディレースの様な着順ポイント方式がとられた。

 レースは13ラウンド行われ、上位7ラウンドのポイント合計で順位が決められる。
 そして毎ラウンド組み合わせとスタート位置が変えられるが、これがスタート直前まで
 発表されない。またレース後の結果やポイントの経過等も発表されない。

 私は何度も抗議をしたが、テストレースだから...といって受け付けられない。
 何も分からない中でレースが進み、最終結果は正美が4位だった。

 後で話を聞くと、一部のチームは事前に組み合わせや結果等は知らされていた様だ
 また最終ラウンドまでの結果では正美はトップだったようだ。

 テスト大会とは言え、各メーカー大変に力を入れ、後味の悪いレースであった。








 イギリスでも正美は人気者、TVの取材を受ける。




 マシンは、YR−4 M2




  





 今年は昨年優勝した、MX−4の市販車の発売もあり、また1/12、1/10
 そしてツ−リングの3種目となり、十分な準備も出来なかった。




 フロントベルトテンショナーとスタビを追加








 バルクヘッドはアルミ製


 タイヤはコントロールタイヤ。今まで使った事が無い。
 

 ダンパーはアソシ製






 リアバルクヘッド、モーターマウントもアルミ製。


 カーペット路面の為、テフロンテープを貼る。








  1998年 NORRCA 全米選手権  

 1998年 YR−4M2 TYPE J−PRO    2024/02/03

 アメリカラスベガスのウエスタンRCサーキットにてNORRCA全米選手権が開催された。

 
レースレポート 
←クリック
















  





 YR−4シリーズもどんどん進化して、ほぼシリーズ最終型となった。


 マシンがかなり軽量された為に多くのウエイトを積む。


 フロントの捩れを防ぐ為に強化ロッドを取り付け。




 フロントバルクヘッドはアルミ製。


 フロントデフ ジュラコン製軽量タイプ。






 リアデフはアルミ製。




 モータはREEDY。






 ユニバーサルは、MIP CVD。














  1997年 ツーリングカー 全日本選手権 

 1997年 ツーリングカー全日本選手権 優勝車  2023/08/16

  
レースレポート等は。  廣坂物語 Vol.77 
  
http://www.hirosaka.jp/story78.html



 
ツーリングカーの2回目の全日本選手権が、群馬県の川場の特設サーキット
 にて開催された。 昨年の第1回は、バッテリーはスティックタイプのみだったが
 今回はフリーとなった為に、私はMX−4で成功した、4−2の振り分けを採用
 した。

 マシンは、YR−4M2プロト  ボディはRX−7






























 バッテリーは私が推奨するのは、4−2だが、あまり受け入れられない為に
 あえて多くのスロットを開け、色々な積み方が出来る様に考えた。






 ダンパーはアソシエイテッド製を使用


 フロントはワンウエイ。


 リアは樹脂製のボールデフ


 私のピットはいつも同じ工具、もう何十年も使っているものもある。


 ボディは高さ規定が出来た為に、ルーフを小さくて高く出来るRX−7を
 製作








 アッパデッキはMX−4の衝撃吸収とテンショナーを兼ねたスプリング






 センターポストには複数のポストが取り付け可能、これでシャーシロール
 を調整する事が出来る。






 バルクヘッドキャップはカーボン製




 モーターは、ZERO




 ハブキャリアはアルミ製




 ジャブは気持ちだけ、軽量化




 モーターマウントはNEW。 センターにもワンウエイを使用。


 バルクヘッドも少し軽量化




  1996年 香港インターナショナル ツーリングカーレース

 香港インタナショナルレース YR−4M2 SPL    2003/09/01

 香港返還10周年記念にて、政府主催の国際レースが世界のトップドライバーを
 招待し開催された。 イベントの規模の大きさ、観客の多さにびっくりした。

 レースレポート  http://www.hirosaka.jp/story72.html
 
 マシンはYR−4M2 SPL
 ボディは、F−40


 連日大変多くの観客












 1998年からは、規定で4ドアセダンとなり、F−40は使用不可。






 この後、タイヤもスーパーナローは禁止


 Fハブキャリアは、アルミ製




 ダンパーはMINI




 アームも前後アルミ製


 SPL.モーターマウント
















 左右のバッテリーホルダーは前後に無段階に移動が可能。












  24時間耐久レース  プロトタイプ 

 24時間耐久レース プロトタイプ      2022/05/14 記載

  製作 1996年

 1996年8月千葉ユニデンサーキットに於いて、24時間耐久レースが開催された。
 昨年より始まったこの大会は昨年に引き続きヨコモメンバーの有志による参加が予定
 されていた。 私達は耐久レースの経験も無く、また夏場は全日本選手権等が多く
 ある為に参加はしない事になっていた。

 しかし大会一ヶ月前、会社よりこの大会は規模も大きく、またアピール度も非常に
 高いとの事で、我々にも参加する様に指示が出た。

 私は強く反発したが、仕事だからやらざるを得ないと引き受けた。 しかし準備期間は
 一ヶ月しかなく、マシンも耐久レースに使える様なものは無い。また私達には全く耐久
 レースの知識はない。

 しかし、託された以上は何とかしなくていけない。まずは昨年参加したメンバーから
 色々と情報を集め、そしてマシンを新たに作る事にした。ただヨコモには大変多くの
 メンバーが居る為に、3チームを参加させるという狂気じみた決定。

 私は自分なりに作戦をたてたが、7月14日からアメリカでオンロード世界選手権、そして
 帰って直ぐに、8月16日〜18日まで、岐阜でオフロード全日本選手権がある。
 耐久レースは8月24日、一週間も無い中でマシンを作り、テストをしてそして3台作ら
 なければならない状態となった。全日本選手権レース中に色々と構想を練っていた。

 レースが終わり、月、火でプロトを作り、水曜日にテストそして木、金で量産と言う、とんでも
 ないスケジュールとなった。

 マシンは通常レースに使用しているものは振り分けバッテリーの為、これは耐久ではダメ。
 そして耐久では、ピットストップでのバッテリー交換が結構重要と考えボディを外さずコネクター
 も無くし、銀接点の接触だけで通電する方法を考えた。これにより通常10秒位掛かる
 交換も6秒位で出来る様になった。

 そして、木、金で3台をほぼ手作りで製作し、現地に向った。殆ど徹夜状態だった。
 レースは24時間あるので、途中で少しずつ寝れば良い、と思ったが...甘かった!
 よく考えると、レース中何時マシンを壊すか分からない、またマーシャルがいない為に転倒等
 があると自分で行かなければならず、ピットがら離れられない。 大きな誤算だった。

 結局、レース中予選から本戦24時間、前日からたぶん50時間以上眠れなかった。
 レースでは色々な事があったが。結局は優勝する事が出来たが。最後のゴ−ルが決まった
 瞬間、私は気を失った様に眠ってしまった。次ぎに目が覚めた時は表彰式も後片付けも
 全て終わっていた。

 そして、2週間後には、1/12全日本選手権が待っている。 まだまだレースは続く...



 
24時間 耐久SPLマシン

 24時間耐久レース用に特別製作したマシン。 テスト用1台 本戦用3台製作
 設計から製作まで5日間で完成。 

 奇しくもこれが同年初開催の全日本選手権用マシン、YR−4Uの原型となった。
 初回の全日本選手権は、パックバッテリーのみ使用可となった。

 ボディカラーは今回は正美のみのレースでは無く、チーム戦の為、また夜間の
 走行時にも見やすいカラーとした。


 転等時に起き上がる、いわゆる、”オキールアンテナ”マーシャルが入らないので
 有効と考えたが、一度も転等する事は無かった。


 ボディキャッチピンは前後一箇所ずつ。 ボディの着脱を速くする為。
 修理や、ボディ着脱が速い。 (夜間はライトを点灯しなければならない。)


 バッテリー交換は、横からスライドさせて交換。コネクター無しで銀接点の接触。
 コースが時計回りだと簡単の交換出来たが、レース時は反時計回りとなった為、
 正美は停止時にスピンをさせて、方向転換。毎回ピッタリと決める。


 アッパーデッキは、ビス止めはしない。

 後ろ側は、ピン止め。


 前側は、外さずに回転させる。


 モーターは、マブチ540を5個支給される。 5個では最後持たないと言われて
 いたが、我々は3個で十分だった。


 バッテリーはコネクタを使用しない接触タイプ。


 バッテリーは少し斜めにセットされる。


 バッテリーは横へ引き出し、後ろへ抜き取る。


 接点は純銀のバッテリープレートを使用。




 フロント、リア部はYR−4用を使用。






 このレース用に製作したパーツ。 板はすべてFRPを手切りで黒染め。

 純銀接点。




 レースは雨の中での予選で正美が出走、TQを獲ったが、メカに水が入った様で
 決勝レースでは、サーボが誤動作して、正美以外のドライバーが走行出来なく、
 結局は正美がほぼ20時間位走行させる事となった。

 バッテリー交換は、あまりデータが無い為に、当初10分で交換する事として、ピット
 から指示を出す事にしていたが、10分過ぎても正美はまだ大丈夫!と言い、自分 
 から交換時と伝えると言う事になった。結果16分位ラップを落とさずに走行出来、
 ピット回数を大幅に少なくする事が出来た。 これは途中でバッテリーダウンをすると
 大きなタイムロスとなるが、走行後の残量を測定すると、いつももう一周は走行出来
 無い残量だった。 改めて正美の正確さには感心した。 

 そして私達のレース史上、最初で最後の賞金が30万円贈呈された。 
 チームメンバー全員に振り分け、各名1万円を獲得した。

 お問い合わせ info@hirosaka.jp


  1996年 プレワールド アメリカ  

 1996年 オンロード プレワールド YR−4MU    2024/01/20

 7月に開催されるオンローソ世界選手権に先駆け、同じコースでプレワールドが
 開催された。

 世界選手権では、1/12、1/10の2種目だが、今回は最近急激に人気が
 高まって来た、ツーリングもスプリングチャレンジとして開催された。




















   









 アッパーデッキには、衝撃吸収ダンパーを装備、Fベルトテンショナーも兼ねる。






 ダンパーは小径軽量ダンパー。




 トランスポンダーホルダーとアンテナホルダー


 左右のバッテリーホルダーは前後に移動する事が出来る。






 アルミ リアーハブキャリア。






 アルミモーターマウント、Fワンウエイ。












  1995年 NORRCA 全米選手権 USA

 1995年 アメリカ NORRCA 全米選手権      2023/10/14

 
アメリカ ラスベガスにて、NORRCA オンロード選手権が開催された。
 このレースは、F−1、1/12、1/10、そしてツーリンガカーの4種目が開催されるが
 1人2種目しか参加出来ない。
 正美は、アメリカでも始まったばかりのツーリングカーと来年アメリカで開催される為に
 1/10レーシングに参加した。

 
マシンは、YR−4 M


 コースはラスベガス近郊で、大変暑い。
























 新しく開発した、YR−4 M




 アッパーデッキの下にダンパー装備、衝突の衝撃吸収とFベルトの調整が出来る。




 重量規制の為、多くのウエイトを積む。












 モーターマウントは新設計のアルミ削り出し。


 ESCはTEKIN。




 ステアリングブロックは少し延長して、アッカマンの変更。


 Fハブキャリアは、ホビーショップスズキのアルミ製。


 リアアップライトもスズキ製。
















 アメリカではツーリングカーは、まだ始まったばかりで、多くの選手がYR−4を使用
 Aメインは10台すべてYR−4という珍しい結果となった。


  お問い合わせ、ご注文は info@hirosaka.jp  まで


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